神前地区まちづくり構想
このまちづくり構想は、地区の住民で構成する「神前地区まちづくり構想策定委員会」がまとめた“神前地区のまちづくりの方針”です。
構想の策定作業は、およそ 2 年間をかけて行い、毎月開催した委員会と役員会での協議だけではなく、テーマごとの 4 つの部会や 2 つ具体的なプロジェクトを設置してより詳細に調査・調整を行うなど、様々な角度から検討を重ねました。
また、地区の住民のみなさんからも、 830 人に配布したアンケート調査や文化祭でのパネル展示、広報の配布、 182 人が参加いただいた各自治会での素案の説明会などを通じて、たくさんの意見をいただき、みなさんの意見を反映することで、まちづくり構想はできあがりました。
めざすのは、『恵まれた自然を生かした住みよいまち 神前』です。
そして、その実現に向けては、総花的ではなくて、私たちが私たちの暮らす地区を少しでも良くしていくために、特に重要だと考える 4 つの目標に絞り込み、その方向を整理しました。
このようにしてまちづくりのための構想はできましたが、誰かがやってくれるのを待っていても何も進みません。まず自分も何かできるのではないかと考え、行動することが大切です。より多くの住民が積極的に参画し、地区の様々な団体、関係する企業、そして行政との協力関係を育みながら、みんなの力を結集して協働していくことが必要です。
今後は「神前地区まちづくり推進委員会 ( 仮称 ) 」として組織体制を再編強化し、地区の様々な関係者の意見や活動を調整しながら、取り組みの推進を図っていきます。
地区の住民が自ら進んで活動する「本当の意味での勇気」を引き出し合うことで、一人でも多くの方がまちづくりへ参加してくださいますよう願っています。
最後に、このまちづくり構想の策定にあたり、私たち住民とともに協働しサポートしていただいた神前地区市民センター、市都市計画課の担当の方々に対し、謝意を表したいと思います。
神前地区まちづくり構想策定委員会